2010年 02月 11日
立松和平さん |
作家の立松和平さんが亡くなったんですね。
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思い返せば、久米宏のニュースステーションで「心と感動の旅」というコーナーが人気でした。冬の礼文島や釧路湿原、知床半島の人と自然を独特の語り口で紹介していました。私たちの世代はあの番組を見て、北海道を旅したくなったのかもしれません。そうそう当時は一部の人にしか知られていなかった神の子池を、全国ネットの番組で初めて紹介したのも彼の番組だったように思います。
立松氏の書いた紀行文もよく読みました。
「この国もまだまだ捨てたものではない。まだまだ魅力的なところがいっぱいある。だから今日も旅を続ける」
と、何度も言っていました。特に、知床には思い入れが強いようで、単にその魅力を紹介するだけでなく、知床の自然と人の営み、その関係に魅力があることを訴えていました。
立松氏のなによりの功績(文学的な功績とは別に)は、北海道の自然が持つ魅力を、そこに住む当地の人間に気づかせたことにあるのではないでしょうか。
62歳で、まだまだ活躍されることと思っていたので、とても残念です。
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思い返せば、久米宏のニュースステーションで「心と感動の旅」というコーナーが人気でした。冬の礼文島や釧路湿原、知床半島の人と自然を独特の語り口で紹介していました。私たちの世代はあの番組を見て、北海道を旅したくなったのかもしれません。そうそう当時は一部の人にしか知られていなかった神の子池を、全国ネットの番組で初めて紹介したのも彼の番組だったように思います。
立松氏の書いた紀行文もよく読みました。
「この国もまだまだ捨てたものではない。まだまだ魅力的なところがいっぱいある。だから今日も旅を続ける」
と、何度も言っていました。特に、知床には思い入れが強いようで、単にその魅力を紹介するだけでなく、知床の自然と人の営み、その関係に魅力があることを訴えていました。
立松氏のなによりの功績(文学的な功績とは別に)は、北海道の自然が持つ魅力を、そこに住む当地の人間に気づかせたことにあるのではないでしょうか。
62歳で、まだまだ活躍されることと思っていたので、とても残念です。

by mashumaro1992
| 2010-02-11 22:51
| 日記
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