2013年 01月 24日
霧氷、流氷、樹氷。 |

スノーシューで藻琴山へ行って来ました。今朝の最低気温(川湯)、-21.2℃。木々にはびっしり霧氷が付き、真っ白になっていました。今年はマイナス20℃以下の日も多いのですが、こんなに霧氷が綺麗につくことはあまりありません。ここニ、三日温かい日があり(それでも最高気温は氷点下)、また急に冷え込んだからでしょうか。川湯の外れにある一本桜の木も今日は真っ白な花を着けていました。

今日は風もなく、絶好のスノーシュー日和。藻琴山に登るのは実はこの冬初めてです。今まで天気がいまいちだったり、風が強かったりと、なかなか山の上までは足が向かなかったのです。
藻琴山からはオホーツク海の流氷もばっちり見えました。斜里から知床半島にかけて、ほぼ流氷に覆いつくされています。今日は斜里岳を真正面に、海別岳、羅臼岳など知床連山がとてもはっきり見えていました。なかなかこんな条件に恵まれた日はありません。
藻琴山といえば標高900m付近の樹氷帯が見ものです。今年は1月にあまり降雪がないので、例年より少し小ぶりですが、いろんな形のモンスターが楽しめました。

今日は時間的にも余裕があったので、いつもより少し足を伸ばして、屏風岩の見えるピーク(940mポイント)まで行きました。眼下には氷に覆われた屈斜路湖。阿寒の山々、オホーツクの流氷、そして知床連山。冬の道東の雄大で美しいものをすべてここから見渡せる場所かもしれません。
こんな幸せな時間を味わえるのは、年に何回もありません。たまたまそんな時間に出会えた時、ここに住んでいて、この仕事をしていてよかったなと感じます。

by mashumaro1992
| 2013-01-24 17:21
| スノーシュー
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