2013年 05月 23日
16年ぶりの最北端 |

ちょっと予定が空いたので、車で道北方面に出かけました。妻は帰省中、娘は釧路で学校、だから久しぶりの一人旅です。
サロマ湖から上に北上するのは実に16年ぶり。この数年は旅行らしい旅行をほとんどしてません。天気がよくて、時間があったら少しサイクリングでもと思い、車にはMTBも積んでいったのですが、あいにく天気はずっと霧雨。オホーツク海には重い雲が垂れ込めています。途中通った東藻琴の芝桜、上湧別のチューリップ、いつもは今時分が見頃です。でも両方とも一割ぐらいしか咲いていません。いかに今年の5月が天候不順なのかがわかります。それでも新緑は徐々に色を増し、湿地ではミズバショウ、場所によってはヤマザクラやキタコブシが咲き始めています。
朝8時にましゅまろを出発、宗谷岬に到着したのが午後3時でした。
16年経つと色んなものが変わっています。そして記憶も薄れていることに気づきます。
前はこんな巨大な風車なんてなかったぞ。斜内山道ってトンネルだったかな。
さえぎるものが何もない道北の空が好きです。茫漠としたどこまでもつづく牧草地。わたしにとって、この風景は北海道の旅の原点と言っていいでしょう。この広大な風景に魅せられ、北海道に何度となく旅するようになりました。はじめてこの風景に出会ってから、もう20年以上経ちます。でもその魅力は少しも変わっていませんでした。(続く)


by mashumaro1992
| 2013-05-23 21:43
| 日記
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