2013年 07月 06日
雌阿寒岳はガスの中 |

6月末から、おかげさまでお客さんが続いていて、なかなか山に出かける時間が取れませんでした。特に先週は快晴の日が続き、気持ちだけははやるのですが、時間がなく、その分、お客さんにがんばってあちこちの山に登ってもらっていました。
今日、久しぶりに時間がとれ、早朝から雌阿寒岳に登って来ました。予報では午後から雷雨の恐れ。これは宿の仕事の合間を見て、天気の隙間をぬって登るしかありません。
6時50分に登山口出発。昨日までの雨で湿度は高く、おまけに朝から気温が高かったので、風の通る尾根に出るまではムシムシの時間でした。
展望は最初から期待していなかったのですが、それでも8合目まではオンネトーがガスの中でぼんやりと見えていました。高山植物も今が盛りで、メアカンキンバイ、メアカンフスマ、イワブクロ、コマクサなどを見る事ができました。
山頂到着は8時50分。所要2時間で、ほぼプラン通りの行程でした。山頂部は阿寒湖側からガスがどんどん流れ込んで、白い世界でした。風もそこそこあって、10分もたたずんでいると、体が冷えて来ました。


山頂から戻る時、火口のふちを降りるのは、吸い込まれるような気がして、いつもドキドキするけど、この山は、深い森と湖、変化に富んだ植生と山容がとても好きです。
この歳になると、みなぎるパワーでガシガシ登るなんてこともできなくなってきました。でも毎年、雌阿寒に登れるぐらいは体力を維持したいものです。
さて、今度は西別岳かな。
by mashumaro1992
| 2013-07-06 15:41
| 山登り
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