2013年 09月 11日
雄阿寒岳に登る |

「もう山は当分いいや」 そう思わせるほど、昨日登った雄阿寒岳は大変でした。
天候も晴れ、風もなく、気温もそんなに高くなく、登山にはほぼ絶好の条件。大変だったのは、ひとえに私の体力不足が理由です。ひと月あまり、山も歩いていなかったので、余計こたえたのでしょう。
雄阿寒岳(1370.5m)は5年ぶりです(そう、前回からもう5年もたっているのです)。
標高差950m。登りは約3時間20分かかります。5合目までは阿寒の深い森の中を延々登ります。もののけ姫がいそうな苔むした深い森をひたすら歩き続けます。特に4合目と5合目の間が勾配もきつく、険しい道です。時間も全体の4分の3が5合目までにかかってしまいます。でもそこから先は比較的楽で、山からの展望も楽しめました。


もう少し快晴を期待したのですが、意外と雲が多く、対面の雌阿寒岳の山頂付近も雲がかかっていました。7時にスタートして、雄阿寒岳山頂に着いたのが10時30分。到着した時はパンケトー方向もガスに覆われていましたが、しばらくするとガスが薄まり、パンケトーが姿を現しました。晴れた日にはこの方面に摩周岳や斜里岳まで見渡せます。
往きにかかった時間を考えると、そんなにのんびり休憩もできず、15分ぐらいで下山開始。終盤は太ももがこむら返りを起こしそうになりながらも、なんとか午後2時には登山口に戻りました。
ここは歩きごたえのコースで、阿寒の山の奥深さを堪能しました。雄阿寒岳ぐらいが今の私の体力の限界かもしれません。

by mashumaro1992
| 2013-09-11 13:19
| 山登り
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