2018年 07月 30日
大雪赤岳へ |

昨日、今日と、宿を二日間休業にして、大雪赤岳に登ってきました。フェリー欠航の影響か、この二日間はたまたま事前予約がありませんでした。去年からうちのポリシーは「遊べることは遊べるうちに遊んでおく」。私達ぐらいの年齢になると、遊べることもだんだんできなくなってきたりします。だから機会があれば意識的に遊ぶようにしています。
昨日、層雲峡の素泊まりの宿に泊まり、今朝は6時に銀泉台を出発、3時間で赤岳登頂となりました。妻は昨年紅葉の季節に一度登り、私はなんと30年ぶりの赤岳です。

赤岳は今、チングルマやツガザクラ、コマクサなどが盛りを迎えています。大雪のたくさんの夏の花を見ることができて大満足です。天気はこれ以上はないというぐらいの澄みきった空が広がっていて、最高でした。でも気温はとても高く、上川地方の最高気温は、32度でした。
赤岳山頂に着いた頃には私がバテバテに。一方、妻の方は最初こそバテ気味だったのに山頂では到達した興奮で絶好調に回復していました。そして妻はあと往復3時間かけて、白雲岳にも登ってきました。赤岳と白雲岳の間からみる大雪山系の山並みはダイナミックそのもので、そのスケールには圧倒されます。
山稜付近ではさわやかな風が吹き渡っていて行動しやすいのですが、一歩稜線から降りると、気温はどんどん上がります。いつも以上に体力も消耗し、もうフラフラです。熱中症一歩手前の状態。だから雪渓の雪解け水を汲み、首筋や耳、脇の下などをまめに冷やしました。午後3時、約9時間の行程を、なんとか下山することができました。


by mashumaro1992
| 2018-07-30 22:51
| 山登り
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