2019年 07月 20日
大雪遠征 |

いわゆる「宿主メンテナンス」のため、昨日今日と二日間、宿を休館にし、大雪山黒岳と御鉢平の一部を歩いてきました。天気はいまいちでした。山の天気サイト「天気とくらす」では、今朝の時点で黒岳の天気はAレベルでした。実際リフトに乗っていた時間は日も差してきていたのですが、黒岳山頂に着いた頃には霧雨に、それ以降、雨具は着っぱなしでした。展望はなく、ガスガスの状態でしたが、御鉢平はチングルマやエゾノツガザクラが一面に咲いています。そのほかにもコマクサやエゾツツジ、ハクサンチドリなど、たくさん見ることができました。天国って多分こんなところなんだろうか。そして私達は神にでもなった気分です。
当初の予定では黒岳登頂後、御鉢平を一周する計画で、ロープウェイも始発に乗ったのですが、石室から御鉢を歩き、北鎮岳分岐手前の雪渓の地点で撤退しました。天候の回復が見込まれないこと、妻の体調にいまいち不安があること(昨夜の宿でほとんど眠れなかった)などを考慮した撤退でした。
天気はどんどん悪化、お昼ご飯は雨の中、石室前のベンチでおにぎりを頬張りました。時間に余裕ができたので、石室から北海岳の方に向かって少しだけ歩きました。こちらはこちらでシャクナゲやコザクラソウなど、また違った植生が楽しめました。

帰りはますます雨足が強くなり、7合目からリフトで下りる頃には土砂降りに、雨具もリュックもビショビショになりました。
結構たいへんな今回の山行きでしたが、たくさんの山の花を見ることができたこと、大雪の広大さを感じることができたことなど、結果として大満足です。無理して行ってよかったと思います。


by mashumaro1992
| 2019-07-20 22:24
| 山登り
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