ましゅまろのきまぐれ日記（新）

お盆休み、終わる

　お盆が終わって、ようやく青空が広がっています。　弟子屈の街に買い出しに出ると、随分交通量が減った気がします。お盆を利用した帰省客や観光客が帰路についたのでしょう。お盆もあいだ混雑していたスーパーも、とても買いやすくなっています。　最後の夏ということもあり、コロナ禍をこえて久しぶりに来てくれたお客さんで、この夏はにぎやかでした。台風の影響で天気には恵まれませんでしたが、差し入れのお酒に囲まれ、楽しい夜を過ごすことができました。毎年のように来てくれる馴染みのお客さんに、「また来年も」と言えないのはつらいですが、またどこかで会えるとおもいます。

藻琴山で雲海散歩

昨日はお客さんがいなかった。さっそく今朝は早起きして山歩き。妻は雌阿寒岳へ。私は藻琴山へ。屈斜路湖は一面雲海に覆われてる。そして雲海の上は暑い。雲海の下は２０度ぐらいだけど、上は３０度近い。早めに登って、9時半に下山。
　その後、小清水原生花園に向かって、夏の花を見て、モンベルショップでＴシャツを買って、お昼に帰還。
　この時期はお客さんを送り出して、掃除して、買い出ししての繰り返しで、いつの間にか日々が過ぎていく。油断してると、いつの間にか夏が終わっていく。だから天気のいいときはできるだけ出かけるように心がける。

20日ぶりの西別岳

　昨日はお客さんがいなかったので、今朝は早起きして西別岳へ。前回から２０日ぶり。天気も良くって、気温も低め、登りやすいコンディション。８時前に虹別登山口をスタート。前回見られなかったヨツバシオガマやエゾツツジが咲いている。これから２週間ぐらいが、ここでの花の盛りになりそう。

　西別岳に登ると、ここに咲いている花は、たとえ私達が登らなくなっても、その時期になるとここに咲くのだと思わせる。下の世界のいろんな移り変わりに関係なく存在するのだろう。

雌阿寒岳に登る

　雌阿寒岳に登ってきた。どんよりした空模様だったけど、６時に美留和を出発、阿寒湖を過ぎたあたりで、案の定晴れてきた。野中温泉登山口を７時半にスタート。
　花の季節にはやはりまだ早く、メアカンキンバイとミネズオウを少しだけ見ることができた。
　風も弱く、気温もそんなに高くなく、絶好の登山日和。山頂からの展望も申し分なかった。ちなみに山頂には９時３０分到着。
雌阿寒岳の登山道は変化があって、何回登っても飽きない。ひと夏に一回は登っておきたい山。

ファイナルシーズン

　すでにご存知の方もいるかも知れませんが、旅人の宿ましゅまろは２０２３年１１月６日をもって、営業を終了します。
　ホントのところは、あと５年ぐらいはやりたいなと思っていたのですが、宿主夫婦とも親が高齢で、生活の拠点を実家のある大阪に戻したほうがいいかなと考えた次第です。けっして宿の生活がいやになったとか、経営に行き詰まったというわけではありません。
　先代の谷津さんから宿を引き継ぎ、この地でまる３１年。なんとかやってこれたのは、なによりお客さんのおかげです。毎年のようにましゅまろに泊まりに来てくれる多くのお客さんのことを考えるとき、宿を閉めるのは心苦しく、しのびないのですが、何事においても終わりはあるもの。このあたりで終止符を打ちたいと思います。
　この夏は、できるだけいつも通り営業していきたいと思います。ここでの生活一日一日を大切にして、過ごしていきたいと考えています。